初めまして、教室長の三田村 (ミタムラ) と申します。
アルバイト時代を含め、塾講師を始めて今年で17年目になります。
大手集団塾、大手個別指導塾、少人数制集団塾、個人塾と多くの形式の指導を経験して理解した【 本質 】 があります。
それは、いかなる形式の指導であっても
ということです。
裏を返せば、
① 聞かせる量を最小限にとどめる
② 生徒が納得し自分で動けば効果が上がる
③ 少人数集団か個別指導で運営すると効果が出やすい
ということになります。
要は、
【 生徒と思考をシンクロさせる 】
これこそが重要なんだ、と15年以上かけてやっと理解しました。
先生と呼ばれる人は「教えることが好き」というタイプがほとんどでした。「ちゃんと俺の授業を聞け!」「俺の授業は分かりやすいだろ?」とそこにやりがいを見出す人がとても多かった。
自分もそれが塾講師なのか、と思いその能力を上げようと躍起になった時期がありました。
しかし、いかに授業の腕を磨いても磨いても伸ばせる生徒に限界があるということを知りました。いつも授業の裏側には生徒達の多くの本音があったのです。
「部活で疲れ、もう聞いていられない…」
「友達とうまくいかなくて 授業に集中できない…」
「勉強ができない僕を先生は嫌いなんでしょ」
「ほんとは分からないけど 分かったフリをしなきゃ」
「聞いてないと怒られるから頑張らないと…」
などなど、多感な時期の小中学生は不安や悩みが尽きません。
大人が誰もが通ってきたはずのこの辛い時期、多くの大人は忘れてしまいましたね。
どうしたら本音を引きだせるんだろうどうしたら何を考えているか分かるんだろう授業ではなく、ここに注力し生徒と接することにしました。
多くの書籍から仕草や行動に関する心理学を学びました。ジェネレーションギャップを埋めるべく、その子の「推し」を聞き、自分も興味を持ちました。
先生ぶらず、高圧的にならず、親しみやすいキャラで生徒と接しました。するとどうでしょう、生徒達の表情、行動、発言が180度変化しました。
「今日ね、顧問にめっちゃ怒られてね」「実は〇〇と今超気まずいんだよね」「先生って勉強できる子だけ 好きなのかと思ってた」「分からないって言ったら 先生悲しむと思って」「先生いつも忙しそうだから聞きにくくて」「わかんないって言ったら ちゃんと聞いとけって怒られると思ってた」
本当は生徒達はこんなこと考えていたのか…、こんなにも気を遣わせてしまっていたのか…、生徒のことを分かっている「つもり」でちっとも分かっていなかった。寄り添えていなかった。深く深く反省しました。本音が分かるとこちらの指導法は劇的に変化しました。
授業前、授業冒頭で生徒のその日のコンディションを聴きました。そこから個々の状況を把握し、授業内容をその日の最適な状態に組み替えました。聞いてるフリ、分かったフリをさせないために授業内での問いかけと指名を大量に増やしました。
また生徒の表情や仕草を細かく観察し、その瞬間の精神状態や感情の快・不快を把握しました。説明パートは10分程度におさめ、演習パートを圧倒的に増やしました。
これらの指導法に変えたことで、今まで伸びなかった生徒達がジワジワと成績が伸び始めてきました。何よりも表情は明るくなり、通塾自体を楽しめるようになり、なんと勉強に対しても少しずつ前向きになり始めていました。
16年間多くの講師を見てきましたが、この指導法を実践できる講師は現状片手で数える程度です。
私は様々な経験から体得したこのスキルを活かして、・一生懸命頑張っていても伸び悩んでいる生徒・分からないけど気を遣って質問できない生徒・勉強に集中したいけどなかなかできない生徒・長い授業を聞くのが苦手な生徒・「先生」というタイプの人間が苦手な生徒などなど多くの困っている生徒を救いたい、そう強く思っています。
もし困ったら 高校受験の Nii School においで。きっと不安がなくなるよ。きっと力になれる。一人では難しくても、一緒ならうまくいく。大丈夫。Nii School ならきっとうまくいくよ。